引越しするなら蕎麦を食え

4月 6th, 2015

日本独自で昔ながらの習慣である引越し蕎麦ですが最近はあまり引越しの際に蕎麦を配るという方は見かけません。近年は引越し先のご近所にご挨拶もしないという方も増え近所にどんな方が住んでいるのかなど全くわからない状況になってもいます。

そこで今回はそんな蕎麦と引越しの関係とその重要性についてお話致します。


引越し蕎麦の本来の役割と歴史

引っ越し蕎麦とは引っ越し先で配るお蕎麦のことで江戸時代から始まった文化だと言われています。大家さんと隣近所の方にご挨拶を兼ねて蕎麦を送り今後のお付き合いを柔軟なものにするための潤滑材として重宝されていました。蕎麦を引っ越し先で食べるものだと勘違いしている方も多くいらっしゃいますが実際は食べるものではなく相手に渡すためのものなのです。
しかし最近は近代化による環境の変化に伴い人間の身体も弱くなったせいか蕎麦アレルギーの方も増加の傾向にあり、むやみやたらに蕎麦を配ると逆に困らせてしまうことにもなっています。引越しした際に挨拶をする際蕎麦ではなくタオルや洗剤を選ぶようになった理由にはアレルギーの増加も含まれているのです。


いっそ配らずに自分で食べて気分を味わう

引越し蕎麦はもともと挨拶を込めてご近所に配るためのものですが自分で食べることで引っ越しをより味わえるようにすることも出来ます。年越し蕎麦は次の年を迎えるために食べるものですが引っ越し蕎麦も同様に新しい部屋と新しい暮らしを迎えるために必要な蕎麦なのです。年越し蕎麦は年越しの準備が終わって一段落している際にまた料理をするという手間を省き家族揃って夕食をとるためという目的もあります。引っ越しの際も業者の方や不動産会社・大家さんとの手続きや引っ越しの片付けと部屋を生活出来る環境に整えるなど色々忙しいものです。そんな中でわざわざ夕食を作るのも面倒ですね。
ご近所にご挨拶として用意するものは無難にタオルなど利便性が高く人を選ばないものを選択し、蕎麦は自分や家族と味わうものとして風習を変化させることも必要なのかもしれませんね。年越し蕎麦のように新しい生活を迎える意識を高めるため美味しい蕎麦を食べましょう。

引っ越し関連の企業では今も引っ越しのために蕎麦を用意しているところが多く蕎麦を取り扱っているお店では引っ越し蕎麦を作っているところも沢山存在しています。さらに引越し業者を利用して引っ越しをすると蕎麦がオプションでついてくるという不動産会社もあり、やはり蕎麦と引越しは切っても切れない関係であると言えるのです。

Comments are closed.